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歯を欠損したまま放置する危険性

歯の欠損は、さまざまな原因で発生することがありますが、そのまま放置してしまうと、口腔内の健康や全身の健康に悪影響を及ぼすことがあります。今回は、歯を欠損したまま放置する危険性について解説し、適切な対処法について説明します。

歯を欠損したまま放置する危険性
歯の欠損を放置することによる危険性は、以下のような点が挙げられます。

■咬み合わせの変化
歯が欠損すると、周囲の歯がそのスペースに移動し始めることがあります。これにより、咬み合わせが変わり、顎関節症や筋肉の痛み、さらなる歯の欠損などの問題が引き起こされることがあります。

■嚙食機能の低下
歯が欠けていると、嚙食機能が低下し、食事が十分に噛み切れなくなります。これが原因で、消化不良や栄養の偏りが生じることがあります。

■顔の形状の変化
歯の欠損は、顎の骨の吸収を促進し、顔の形状が変わる原因となります。これにより、見た目にも影響が出ることがあります。

■歯周病の進行
歯が欠損している部分は、プラークや細菌の溜まりやすい場所となります。これが原因で、歯周病が進行し、さらなる歯の喪失が起こることがあります。

■自己意識の低下
欠損した歯が見える場所にある場合、見た目に影響が出るため、自己意識が低下することがあります。これが原因で、人間関係や仕事に支障を来たすことがあります。

歯の欠損に対する適切な対処法
歯の欠損に対しては、以下のような対処法が考えられます。

■インプラント治療
インプラント治療は、欠損した歯の根元にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。インプラントは自然な見た目と高い嚙食機能を実現し、長期的に安定した治療効果が期待できます。

■ブリッジ治療
ブリッジ治療は、欠損した歯の両隣の歯を支えにして、人工歯をかける治療法です。ブリッジは比較的短期間で治療が完了し、嚙食機能や見た目の改善が期待できます。

■入れ歯(義歯)
入れ歯は、欠損した歯を補うために取り外し可能な人工歯です。入れ歯はコストが比較的安く、治療期間も短いため、多くの人に選択される治療法です。ただし、入れ歯には安定性や嚙食機能が劣る場合があります。

歯の欠損に対処するための選択基準
歯の欠損に対処する方法はいくつかありますが、以下の基準に沿って選択することが重要です。

■治療費
治療費は、インプラント治療が最も高く、ブリッジ治療が中程度、入れ歯が最も安価です。自身の経済状況や保険の適用範囲を考慮して、適切な治療法を選びましょう。

■治療期間
治療期間は、インプラント治療が最も長く、ブリッジ治療や入れ歯が比較的短いです。自身のスケジュールや治療に対する希望を考慮して、適切な治療法を選びましょう。

■治療効果の持続性
治療効果の持続性は、インプラント治療が最も高く、ブリッジ治療が中程度、入れ歯が最も低いです。長期的な視点で考えた場合、どの治療法が自身に最適かを検討しましょう。

歯の欠損を放置することは、咬み合わせの変化や嚙食機能の低下、顔の形状の変化、歯周病の進行、自己意識の低下などの様々な問題を引き起こす危険性があります。歯の欠損に対処する方法として、インプラント治療、ブリッジ治療、入れ歯がありますが、治療費や治療期間、治療効果の持続性などを考慮して、最適な治療法を選択することが重要です。

欠損した歯がある場合は、放置せず、できるだけ早く歯科医師と相談して適切な治療を受けることが望ましいです。また、定期的な歯科検診や自宅での適切な口腔ケアにより、歯の欠損を未然に防ぐことができます。歯の健康は全身の健康に密接に関係しており、歯の欠損を適切に対処することで、生活の質を向上させることができます。

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